[夏旅2012] 5日目。

5日目(8/25)は土曜日。
青森駅から太平洋側を南へ行きます。
さんてつを応援に。

青森駅で電車に乗って出発を待っていると、
なにやらワイワイガヤガヤ…
電車には保育園児が20人ほど乗り込んでまいりました。
電車で行く遠足のようです。
ホントみんな、テンションが高い！
こっちまで楽しくなる一方で、
1時間半程度一緒にいたので、疲れました。。。

八戸駅に着いたところで、ここからは八戸線に向かいます。
八戸線も津波の影響で、
しばらくの間、部分的に不通だった路線です。
八戸駅ではリゾートうみねこというリゾート列車に乗り換えました。
土曜日ということで、普通の列車ではなく、リゾート列車になっていました。
車窓は…まぁ普通？
個人的にはローカル列車で行く方がいい気がしました。苦笑


△ 八戸線の車窓から。海側の座席は45度海側へ傾きます。


△ 祝 八戸線全線再開！

八戸線にしばらく揺られていますと、
八戸線終点の久慈駅に着きます。
ここからは三陸鉄道の北リアス線になります。
列車はこのままリゾートうみねこがさんてつに乗り入れます。

さんてつの北リアス線は田野畑-小本間で未だに不通区間があり、
南リアス線に至っては全線不通です。
一時は廃線が見えたさんてつですが、
本当に、いろいろな人に支えられながら、がんばっておられます。
さんてつ乗車は今回の旅の目的の1つでもありました。


△ 三陸鉄道 久慈駅


△ 三陸鉄道「てをつなごう」他


まずはさんてつの田野畑駅まで。
車内では車内放送での沿線案内や、
さんてつ商品の車内販売も行われ、
いい意味でJRとはサービスの質が全然違いました。
私もさんてつの赤字せんべいをいただきました。


△ 田野畑までの切符と振替バスの時刻表


△ 赤字せんべい


田野畑駅に着くと振り替え輸送のバスに乗り込みます。
小本駅まで、三陸のリアス式海岸を形成する複雑な地形を進みます。
正直、バスに乗ると思うのが、
よくこんなところに線路を引いたなぁということ。
逆に言えば、それだけこの区間は復旧にも難所となるのでしょう。
南リアス線も含め、全線開通が待ち遠しいところです。
そんなことを考えていると、バスは小本駅に到着します。
列車では2駅分ですが、バスでは30分かかりました。


△ 小本駅にて


小本駅からは再度さんてつに乗り込みます。
ここからはツアー団体とも一緒になりました。
やはり、いろいろな方面から、
さんてつは応援されているんだなぁ。。。
途中、田老駅付近では集落は壊滅的。
駅舎もボロボロでした。
でも、列車は走っている。
さんてつ、強いなぁ。。。


△ 小本発宮古行


△ 切符は硬券でした


△ 田老地区


△ 田老駅


宮古駅まで着きますと、
ここからは再度JRに乗り換えます。
リアス海岸をこのまま行きたいのですが、
JRも海岸沿いはことごとく不通となっています。
ここからは山田線で内陸に戻ります。
山田線ではカワイイ子の前に座れ、
盛岡までずっと一緒でした。笑

盛岡からは田沢湖線で大曲を経由し秋田まで向かいます。
この日は大曲でかの有名な花火競技大会が開催されています。
人の多さに行こうとは思いませんが、
車窓から見てみたいということで。
ちらっと車窓から花火を見ながら秋田まで。
秋田ではインターネットカフェにておやすみなさい。。。


△ 車窓から大曲の花火