与えられた停滞。

今日もいい天気ですね。
そしていつの間にか秋も終わりに向かっております。
今年は秋を満喫できないまま冬になりそうです。
秋が一番好きな季節なのに。

現在、わたくしは家に閉じこもりの生活を送っております。
外出はおろか、家の中でもほとんど動けない。
…足をケガしてしまいました。

さて、足をケガするととても世界が変わります。
そんな変化をメモがてら。

会社へは松葉杖を突きながら路面電車で通勤していますが、
まず感じたのが電停への距離。
これまでの2倍以上時間がかかる。
電停、こんなに遠かったっけ？
あと路面電車、乗り口の段差高すぎ！

それから道路って、こんなに傾いてるんだ！っていう発見。
確かに水が捌けるように両脇が下がっていることは知っていたけれど、
松葉杖を突いていると左右の傾きで体が大きく傾くので
本当に傾きを"体感"している状況。
それから、マンホール等の小さな段差ですら杖が引っ掛かる。
小さな障害物はこんなにも道路に潜んでいるんだなぁと。

そして皆さんのやさしさに感謝。
路面電車では皆さんがすかさず席を譲ってくださいます。
本当にありがたいことこの上ない。そして若干申し訳ない。
申し訳なくて、うちの最寄り電停より少々先の始発電停まで松葉杖で。
だって、せっかく椅子取り競争に勝った直後に譲っていただくなんて。。。
でも本当に、ありがとうございます。本当に助かっています。

やさしさには怖さもあります。
会社では同僚のみなさまが本当に気にかけてくれて、
私は社長のいすに座ってる状態。
これ、ケガが治ったら相当こわいですよね。。。

その他もろもろ感じることがたくさん。
不自由になると見えてくることがとてもたくさんあります。
不幸ばかりが重なっている11月ですが、
自分を見直し、世界の見方を見直す時間を与えられたのかもしれませんね。。。